木曜日, 3月 01, 2018

残り火という呪い

現在誰にも知られてない場所だしぶっちゃけてみよう。
今から約半年後、夏頃をもってFS<NP!>を解散し家も処分する事と相成りました。そしてメンバーを誘えるだけ誘って Elder Scrolls Online で新しい冒険を始めてみようというプランになってます。かといってMoE完全引退とかアンインストするとかの話じゃないのだけども。

話し合いで「解散までしなくても…」という意見もあった。でも、FSタグを付けてるのにメンバーが居ない、残った人がいつ…誰が戻るやも知れない状態で待たせる事なんてしたくないから。そうゆう状態になるのなら、私がリーダーなら解散しようと決めてたことだから。
過去にそういったGuild, Squad, FS等のコミュニティを多く目にしてきた。大々的にメンバー募集をしといて、飽きたのか疲れたのかリーダーや主要メンバーが投げ出すように別ゲー流れて他の人をほったらかし。そして、以前はよく集団行動していたグループがぽつりぽつりとソロ状態で見掛けることになって。そういった光景を横目にやるせない気持ちになってた。残された人は思い出を胸に仲間達が戻ってくるのを待ってたりするのかなって。ネトゲでは〝去る人追わず〟は暗黙のルール、ただ待つことしかできないよね。
こういった事って〝呪い〟に近いものだと私は思ってる。去る人はみんな「待たなくてもいいよ」と言うと思うし、仲間意識に束縛したりされたりするのもどうかとは思う。でもね、誰もが気持ちを切り替えて上手く世渡りしていける人ばかりじゃないのよ。そこに残る人が居るならば、せめて新しい出会いがしやすい様に呪縛を解き放つべきだと思う。

話しをMoEに戻し、私は何年も続け、とても狭く感じていた世界の中で、残ったメンバーが楽しんでるならそれにあやかって私自身も楽しもう、そう思って続けていた。でもそうじゃないんだなと察し始めた。相手もこちらに合わせてたり気を使ってたりするんだろうなって。おかしいよね、ゲームなんて楽しむ為だけのモノといってもいいのに。
そうか、これは限界が来てるんだ。半場義務的にログインし特に何かをしたいわけでもなく、するわけでもないという日々。楽しみが待っているのではなく、草を掻き分け地を掘るように楽しみ方を探さなければいけないという遊び場としての限界。分かっていたけど口には出さなかった事、でも目を背け続けることはできない時期なんだ、って。
どうしよう、ログインを減らしフェードアウトする?それが楽だし普通だよね、みんなそうしてきたよね。…でも私って建前だけだけどマスターだよね、残ってくれてた仲間にそんな事ができるほど強い人間? …無理か。

じゃどうするか。今後の策を考えるんじゃなく、今まで色んなネトゲで経験してきた出会い、楽しさ、悲しさ、寂しさ、別れ、それらの感情を思い出してみよう、封印してたことも曝け出してみようって。そんな事を考えてたら自然とこうゆう考えに行き着いてしまった。
壊し、造り、維持する、それらをまとめてひとつにしてみようじゃないかって。残り火を種火に丸太やガソリンを放り込みキャンプファイヤーにして、それを囲ってまた踊り狂ってみようじゃないかって。

あと半年というゴールをきめてからは不思議と色んなことから開放され純粋にMoEも楽しんでる。そしてまだこの先があるという事にワクワクしてる。